犬は言葉が話せない代わりに、さまざまなしぐさや行動で飼い主さんに“信頼の気持ち”を伝えています。そんな愛犬の感情表現を見逃さずに受け止めれば、今よりもっと仲よくなれるはず。

そこで今回は、犬が信頼している人に見せる5つのしぐさを取り上げ、獣医師の増田宏司先生に解説していただきました。

犬の信頼のしぐさ（1）お尻を向ける

愛犬がお尻を向けるのなら、飼い主さんのことをとても信頼しているのでしょう。

犬にとってお尻は、警戒が行き届かない急所のひとつ。そんな部位を飼い主さんに無防備に向ける行為は、愛犬からの信頼のサインです。大好きな飼い主さんなら、急所を預けても大丈夫だと確信しているのでしょう。

犬の信頼のしぐさ（2）そばで寝る

愛犬が飼い主さんのそば寝るのは、そこが世界一安心できる場所だから。

睡眠中はもっとも無防備になるタイミング。信頼できる飼い主さんに体をくっつけることで、リラックスしながら眠りたいという気持ちのあらわれです。何があっても飼い主さんが守ってくれると信頼しているのでしょう。