愛犬が若いうちからできる!「長く楽しく食事を楽しむ」ための工夫とは
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犬は加齢とともに食事が変化します。愛犬に少しでも長く食事を楽しんでもらうためには、若いときから食事の工夫をしてあげることが大切です。
そこで今回は、若いうちからし意識したい「犬の食事の工夫」を、獣医師の佐々木彩子先生に教えていただきました。1. なめる食事
犬は食べる行為において、噛むことはそこまで必要としません。一方で欠かせないのが、ゴハンを喉に運び、飲みこむ力です。そのために必要な舌や嚥下(えんげ)の筋肉は、“なめる”ことで鍛えられます。水分を多めにするなどして、ペロペロなめる動作を誘導しましょう。
2. 腸活的食事
腸が元気であれば吸収できる栄養の量が増え、食べたものがよりちゃんと身になっていきます。また、食の細りや選り好みも起きにくくなるとも。腸の健康に配慮したフード選びやサプリメント、腸内細菌の餌となるオリゴ糖を取り入れましょう。
3. 食事の冒険
愛用のフードが販売終了したり、災害などで入手困難になったりすることもあるなかで、ほかのフードを食べてくれないのは困りもの。フードローテーションなどで若いうちから食べられるフードを複数もっておくことは、リスク回避にも有効です。