人のライフスタイルを変える犬【穴澤賢の犬のはなし】

-
この間、伐採業者から原木を買った。以前、台風でドッグランの木が折れて屋根に刺さった際にお世話になった人で「原木が出たら言ってくださいね」と事前にお願いしてあったのだ。「広葉樹の原木出たけど、いる?」と電話があり、「お願いします」というと、家の前にトラックが横付けされて、ドドドと降ろされた。
なぜ原木が必要になるのか?
なんで原木なんか必要なの? と思う方に説明しておこう。今年、薪ストーブデビューした。そうなると当然ながら、燃やす薪が必要になる。初年度は割った薪を買うしかないのだが、薪はそんなに安くない。
割った薪だと、ざっくり1カ月で約5万円くらいかかる。驚くかもしれないが、灯油でもそれくらいかかる。夏はエアコンがいらないほど(そもそも付いていない)涼しいから光熱費は安いが、その分冬にかかるから行って来いなのだ。
割った薪ではなく、原木を買って自分で割ると、半分程度に抑えられる。ただ、原木を割った薪はすぐには燃やせない。最低でも半年、できれば2年くらい乾燥させた方がいいといわれている。先ほどの「初年度は割った薪を買うしかない」という理由はそういうことだ。